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ここはギルドの一室
静かな部屋にトン、トン、とノックの音が響く…
しかし、返事の声が無い
不審に思ったノック主は扉を開ける
入って来たのは壮年の男性
短い白髪で同じく髭も白
優しそうながらも強い意志が伝わって来る茶の瞳
体格はがっしりしている
彼は部屋を見渡す
しかし、目的の人物がいない
ふと、机の上に紙が置いてあるのが目に止まった
いつもなら整理され何もないはずである
その紙には―――
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