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ガシャッガタガタ…
竜我「なんだ、この音…?」
ガタン!
竜我「?」
赤い姿をした何かが扉を開けていた。
竜我(なんだアレ…。ヤバイんじゃないか!?)
突然一人の女が走り出した。
「皆さん、車両の奥に逃げて下さいっ!!」
そして女はアタッシュケースからベルトを取り出し叫んだ。
「変身!!」
《エラーです。》
「!?何で!?」
怪物は爪を振りかざす。
女に爪が当たり、女は弾き飛ばされる。
竜我の目の前にベルトが転がる。竜我はベルトを付けて、息がまだある女に問い掛ける。
爪を振りかざした瞬間から…約20秒。
竜我「どうすればいい!?」
「変身…しなさい…。」
竜我「…分かった。出来るかどうかなんてわからないけど、やってみるよ…。変身っ!!」
《クライス、チャージモードに入ります。》
「!?嘘…?」
頭に声が響く。
《僕はクライス。君が新しいマスターだね…。よろしく。名前は?》
【…竜我。】
《そう、竜我か。分かった…アクルフィス、来るよ!》
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