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？「父様ぁ!!母様ぁ!!」
銀髪で黒い目の美少女が泣きながら両親を呼ぶ
父「…俺達の命はもうすぐ終わりだが…お前は生きてくれ…」
母「…私達はあなたを産んだことを後悔していません。むしろ望んでいました…ですから私達を追って死ぬような真似はしないでください…」
少女「嫌です!!父様ぁ!!母様あぁぁぁ!!!」
－－ｻﾞｼｭ…－－
ある男に少女の両親は斬られた
男「お前達は実に優秀だった…だが禁忌を犯した…悪く思うな…」
二人は斬られたのにも関わらず男を恨んだりはしていなかった。むしろ『分かっていた・仕方がない』というようだった
そして最後の時間を娘のために使った
二人は娘を抱きしめ荒い息で呟くように言い聞かせた
父「お前…は…俺…達の子だ…弱く…な…んかな…い…」
母「“愛する”こ…とを…忘れ…ては…ダ…メ…よ…」
父「俺達の…」
母「私達の…」
父・母
「……“秀麟”……」
－－ﾄﾞｻｯ…－－
二人は事切れて彼女の両脇に倒れた
秀麟「嫌あぁぁぁ！！！父様あぁぁ！！母様あぁぁ！！」
秀麟は絶叫を上げる
男「…“ｼｭｳﾘﾝ”というのか…では秀麟、私に付いてこい。
お前のような“狭間の者”達は強力な力を持っているのでな。私の下でその力を有効利用させてもらおう」
そう言って男は泣きじゃくり叫び続けている彼女を半強制的に連れていった
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