夕日紅 ~過去~

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そして今日も2人は修行に励んでいた。 凛 「紅の技って綺麗だよね~。綺麗な桜が相手を翻弄してる!」 紅 「そうかしら?」 凛 「うん!なんか魅せられる技って感じ!」 紅 「でも任務中に魅せても意味は無いわよ。やっぱり力を付けなくちゃ。」 凛 「そうだけどさ~。そういえば紅って影分身の術得意だったよね?」 紅 「一応出来るけど…。」 凛 「あたし苦手なんだよね~。おしえてくれないかな?」 紅 「構わないけど、私より上手な人は凛の周りにたくさんいるんじゃない?」 凛 「そうなんだけどさ~…。」 紅 「??」 凛 「あたし、小春一族でしょ?木の葉では地位が高いらしいけど、そんなの全然嬉しくない!!」 紅 「……」 凛 「みんなあたしを小春一族って知ったら、自然と身を引いていって友達も全然出来なかった…。でも紅は、そんなこと全く気にしないで接してくれる。あたしの初めての友達なんだもん。」 紅 「凛…。」 凛 「紅のおかげで、いっぱい友達も出来たんだよ!」 紅 「ふふ。凛は誰よりも強くて優しくて美しい。凛は私の最も理想の忍よ。」 凛 「紅、ありがとう!」 紅 「さ、練習しましょう。中忍試験は明日よ。」 明日の中忍試験のために2人は今日も必死に修行をした
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