春野サクラvsテンテン

2/3
前へ
/41ページ
次へ
第1回戦 春野サクラvsテンテン テンテン 「遠慮はいらないからね!全力で行くわよ!」 サクラ 「上等!一気に決めるわ!」 リー 「テンテンもサクラさんも頑張って下さい!!」 アンコ 「準備は良いかしら?いざ尋常に……始め!!」 キンキンキン!始めの合図と同時にクナイや手裏剣がぶつかり弾き合った。 テンテン 「忍具口寄せ!」 テンテンが巻物から口寄せした大量の忍具がサクラを襲う。 サクラ 「この数じゃ弾くのは難しい…!」 サクラは襲いかかる忍具を華麗に避けきっていく。 テンテン 「まだまだ!!双昇龍!!」 ふたつの巻物を地面に差し、龍のように巻物が開かれてゆく。空中に上がっていったテンテンは、巻物からどんどん忍具を勢いよく落としてゆく。 サクラ 「っ…!!避けきれない!」 大量の忍具がまたしてもサクラを襲うが サクラ 「シャンナロー!!!」 サクラは地面を思い切りパンチし、ボコボコと割れて飛んでゆく地面の塊で忍具から身を守った。 テンテン 「そんな…!」 サクラ 「これで決める!!シャンナロー!!」 テンテン 「…っ!?」 先ほどの大きな地面の塊でサクラの姿を見失ったテンテン。その隙に高くジャンプしたサクラが上からテンテンの近くの地面に向かって拳を振り下ろした。 テンテン 「きゃー!!」 大きな地面の塊と共に飛ばされるテンテン アンコ 「そこまで!勝者、春野サクラ!」 サクラ 「ありがとうございました!」 テンテン 「さすがね…全く歯がたたなかったわ…!」 綱手 「2人ともご苦労だった。よくやった。サクラ、テンテンの傷の手当てを頼む。」 サクラ 「はい!師匠!」
/41ページ

最初のコメントを投稿しよう!

144人が本棚に入れています
本棚に追加