序章 幻想郷

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  早苗「あ、神奈子様に諏訪子様」 神奈子「どうしたんだい早苗?」 諏訪子「あ~う~参拝客かな?」 遼臥「ん?…神奈子に諏訪子か…なるほど。やはりここは幻想郷のようだ」 遼臥は2人を見てようやく納得したようである。 なぜなら彼女らは彼が前にいた世界では有名だったからだ。 神奈子「どうやらただの参拝客って訳じゃなさそうだね…」 諏訪子「そうみたいだね…」 早苗「え?どういうことですか?」 遼臥「流石は神か…隠していたのにもうバレるとは…」 早苗「え?どういうことですか?」 早苗は1人だけは1人だけ状況が飲み込めていないようである。 神奈子「そんだけ力が出てればわかるさ」 諏訪子「早苗はまだまだ未熟だけどね~♪」 早苗「諏訪子様!?私が未熟ってどういうことですか!?」 遼臥「こういうことだ…」 そう言うと遼臥は隠していた力を解放した。それは辺りを威嚇する程度のとは程遠い重圧。 早苗「あ…ああ…」バタッ 神奈子「早苗は気絶したか…」 諏訪子「無理もないよ。神様の私たちでも身動きがとれないもん…」 神奈子「蛇に睨まれた蛙ってのはこのことかな…おっと蛇は私か♪」 諏訪子「私は蛙だよ~♪」 遼臥「冗談を言える余裕があるのか…流石は信仰の厚い神というべきか…」 神奈子「お褒めの言葉をどうも…」  
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