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神奈子「で、うちの神社になんの用?返事によっては痛い目をみるよ?」
遼臥「いや…俺が用があるのはこの世界であってここではない」
彼はめんどくさいので適当にでまかせを言っているのだがそんなことを神奈子たちは知るはずもない
神奈子「ならお帰り願おう!!諏訪子!!やるよ!!」
諏訪子「わかった!!」
遼臥「おい…人の話は最後まで聞け…」
2人は同時に弾幕を放った。その密度は隙間があるかないかである。しかし…
遼臥「はぁ…戦いはめんどくさいから嫌なんだが…」
そう言いながら腕を一振りすると弾幕は全て消えてしまった。
正確には消し飛んだの方が正しいのだが。
神奈子「なっ…!?神2人の弾幕をたった一振りで…!?」
諏訪子「いったいどんな能力なんだろね?」
2人は再び弾幕を放つ。その密度は先ほどの倍以上。最早『壁』と表現した方がいいだろう。
遼臥「能力…か…この世界に合わせて言うなら『神をも凌駕する程度の能力』と言ったところだ…」
遼臥が再度腕を振ると弾幕は全て消えてしまった。
神奈子「やれやれ…またおかしな能力の外来人が来たね…」
諏訪子「あ~う~これはかないそうもないね…お手上げだよ…」
神奈子「そうみたいだね…」
2人は腕を上げて降参の意を示した。
遼臥「安心しろ…俺はこの世界をどうこうするつもりはない」
神奈子「そうなのか?」
遼臥「…お前らが人の話を聞かなかっただけだ」
神奈子「それはすまなかったね…まあお詫びといってはなんだがお茶を出そう。上がって行きな」
遼臥「む…すまない…いただこう…」
諏訪子「早苗はどうする?縁側に寝かしておこうか?」
神奈子「ああ、頼んだよ」
そう言うと神奈子は遼臥を連れて神社へと入って行った。
諏訪子(さて…これからどうなるのかな♪)
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