Stage1 断頭台の丘

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「あわわ……」  ねねは押し寄せる札を一身に受けながらも攻撃の手を決して緩めはしない。スペルカードの耐久力を削られていく中、次々に土塊を放つ。因みに、札がねねに届く前に魔方陣に当たってしまった場合でも耐久力は多少削られる。  それを考えれば最早ねねは風前の灯だ。 「往生際が悪い根菜類ね」 「私は根菜類じゃない!」  などと言っている間にもねねのスペルカード耐久力はどんどん削れていく。 「あ、まずい……」 「はい、とどめとだめ押し」  笑顔の霊夢が放った大量の札の波に飲み込まれ、ついに――  ――Spell Break! 「はい私の勝ち、話を聞かせてもらうわよ。人里で泣いてるのは貴女?」 「違う……それはあたしじゃない……」  服がボロボロになり、目尻に涙を浮かべたねね。どうやら犯人ではなかったようだ。 「ふうん……それじゃあ犯人が誰かとか、犯人に繋がる情報を聞かせてちょうだい」 「……ここから暫く行った所に猫の国があるの。多分、そこで聞けば大体のことは分かると思う……」 「そう、ありがとうね。また遊びに来てあげるわ、魔女を連れてだけど」 「二度と来るなー!」  Stage1 Clear!
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