朝は来る

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『朝よ!二人ともおきて!』 アダムはなんだか母の声が懐かしいように思えた 同時に日常の生活に戻れた安堵感もあった 『オハヨウ!』 アダムは母親スティオに2日分の挨拶をした 『二人ともともどこいってたの?僕たちさがしたんだよ!』 ヨベルも気にしていないふりをしてしっかり耳を傾ける 『そうね、じゃあ今晩はそのお話をしましょ』 『わかった!今晩だね!………それよりヨベル、家に帰らなくていいの?』 『大丈夫よお母さんが言っておいたから!』 『おばさんがいなかったら俺もう父ちゃんにどれだけおこられてるか…………』 『ははははは!』 その日は笑いが絶えなかった ====夜===== 四人は食事をしながら 談笑していた 『でもお母さんはあのときどこにいたの?』 『ああ実はね、薬草をつんでいるとき気分転換にいつもと違う道をあるいてたらね、迷っちゃってずっと帰れなくてこまってたの、そしたらいきなりパパが現れてそのまま一緒に帰ってこれたの。』 『なんでパパが?』 『それなんだがあの四人組いたろ?あれから逃げるために洞窟に入って朝になるのをまったんだよ。やつらは夜行性だからな。そしたら朝になって母さんがってわけだ!』 『なんだよそれ!やっつけたんじゃなかったの!?ヨベルのパパならみーんなやっつけただろうに』 『ヨベルのパパは村一番の力もちだからな。』 『もうパパより僕のほうがつよいかもね!』 『ははは!言うようになったなアダム!』 『ホントだよだって僕一昨日のやつらをやっつけたんだよ。』 『なんだって!?』 『そうそうアダムいきなり魔法みたいなのつかってさ、しかも敵はめっちゃ強そうなやつ!岩の巨人だよ!それを見事にアダムがあっというまにけしちまったんだ!』 『まぁ僕は覚えてないけどね。』 『それは本当か………ヨベル』
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