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『アダム!はやくこいよ!』
『まってよヨベル!もうだめだ休憩にしようよ!』
『しょうがないなー、ちょっとだけだぞ。』
『うん。ありがとう』
この日少年アダムとひとつ年上の少年ヨベルは
北の大陸の山脈ウェーディーガへと足をはこんでいた
『さ、いこうぜはやくいかねぇとまた父ちゃんにおこられちまう。』
『ヨベルのパパは怖いもんね!』
『ああでもスンゲー強いんだぜ!魔族だってみんな逃げていくんだ!』
『へーすごいんだね。ヨベルのパパは』
『まぁな!』
そんな子供らしい会話をしながら時間を潰していた
『じゃ、そろそろいこうぜ!!』
『うん!』
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やがて日が傾きはじめたころ
『ただいま!』
『あらアダム。それにヨベル君も一緒ね!今日はパーティーだからとまっていきなさい!』
アダムはこの太陽のような母スティオが誰よりも大好きであった
『いやでも父ちゃんが………』
『いいのいいの、おばさんがよ~く言っておくから。二人は川で魚をつってきてちょうだい!!パパが先にいってるわ。』
『わかった!』
二人は声を揃えていった
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