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====次の日====
『オハヨウ………』
まだ眠り眼でアダムは二階の寝床からおりてきた
いつもキッチンから笑って返事を返してくれる
母の姿はそこにはなかった。
『ヨベル、起きてよお母さんがいないんだ。』
『薪でもひろいにいってるだろ。』
『そうなのかなぁ』
アダムはいやな予感がしながらも
大丈夫だと自分に言い聞かせた。
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しかし昼時になっても母親のスティオは帰らない
『やっぱりなにかあったんだよ!探しにいこ!』
『ん~~しょうがないな探検がてらにいってみるか!』
『ありがとう!ヨベル!』
ヨベルは薄汚れた地図と木製の帽子そして
壁にたてかけてあった
棍棒をてにとった
『まずは………ここだな』
ヨベルは先日山菜つみにいった
ウェーディーガを指差した
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