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『きっとお母さんだ!!』
『まて!様子がおかしい!』
そこには見覚えのある
鋭い目をした何かが火をまえに
なにかをしていた
『ヤバい!見つかる前に逃げるぞアダム!』
『うん………』
二人が逃げようとふりむいたとき
すでに目の前に例の人間はいた
『貴様らどこからきた…………』
それは先日のキーキー声ではなかった
『ちくしょー!』
ヨベルは棍棒でなぐりかかった
しかし赤い閃光が走ったとおもうと
ヨベルは数メートル吹き飛ばされた
『ヨベル!』
『体がうごかない!』
『無駄な殺生はせん、二人にはモルモットになってもらう!』
鋭い目が更に細くなった
アダムにも例の赤い閃光が走る!
アダムもまたヨベルの隣あたりまで吹き飛ばされた
その時だった
『愚かな………』
アダムは立ち上がり
明らかにいつもと違う様子でいい放った
『貴様………そうかこのガキが……やはり殺しておく必要があるようだ』
その男は
洞窟の岩を宙にうかせ
みるみる間3メートルほどの岩の巨人をつくりあげた
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