Lesson4

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4 1980年代~現在 1980年代に女性の社会的地位が著しく向上した。1979年、マーガレット・サッチャーが英国の首相になった。女性の服はこの新しい“力”を表現した。服は大きな肩パッドと、女性らしさを出す細いウェストも持っていた。要するに、1980年代の女性は“成功のために着る”と言われた。 女性の社会的地位は1990年までには確立されていて、キャリアウーマンは今では一般的で受け入れられている。それに応じ、女物の服と男物の服の境界がはっきりしなくなった。ファッションは男女共通になり、より多様になった。人々はタイトパンツもルーズパンツもはいたし、女性はミニスカートもロングスカートもはいた。 2000年以降、季節ごとの色や傾向など小さな変化を除いては、この傾向はあまり変わっていない。その上、カジュアル服がビジネスの世界でも普通になってきた。たとえばエネルギーを節約して自然環境を保護するのを助けるために、日本の環境省が“クールビズ”スタイルを導入した。2005年夏、多くのサラリーマンがこのカジュアルスタイルを身に着けた。
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