初日

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「……くっ国呂雄太。」 「雄太ね!俺、広瀬央清!よろしく!」 そう言って、広瀬は俺に手を差し延べる。俺ももちろん手を差し延べて握る。良い奴だ。絶対良い奴だ! 「で、君の名前は?」 広瀬が俺の後ろの席の奴に話しかける。うお!……女かと思ったわ。 「五島寿生。」 「寿生って名前、変わってるね!俺広瀬央清!」 「うん。聞こえてた。」 どうやらクールな奴らしい。 _
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