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「まぁた、大崎のこと観てるのぉ?素直になっちゃえばいいのに!」
また優馬が絡んできた。
「うるさい、何度も言うが俺はビシッとスーツを着こなす年上の清楚なお姉さんが好きなの。あんな中学生みたいな奴は完全にフォアボールだ。」
「ふ~ん。」
優馬は明るめの茶髪を指でクリクリしながら、どーでもよさそうな声を出した。
見た目通り優馬はチャラい。
基本的にチャラ男は苦手なのだが、こいつの人懐っこさは嫌じゃないし、何だか波長が合う。
似通った所があるのかもな。
きっとな。
パッとは思いつかないけれど…
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