はじまりはじまり

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「サク、よくやった!俺にも見せてくれ!」 戦利品を持ち帰った俺にハイエナの如く優馬が摩りよってきた。 「あぁ、俺が写したのを貸してやるからちょっと待ってろ。」 「は?いや俺は柊ちゃんのがいいんだけどな…。」 「じゃあ本人に了解を得てこい。」 「あ、急にサクちゃんのノートが恋しくなってきた。」 「じゃあ待ってろ。」 まぁ、俺のノートは解読不能だろうがなww このクラスで柊に話かけようとする奴は少ない。 まぁ、話かけても大体が無視だから。 もう皆諦めていて、柊はクラスで完全に浮いている。 それなのに、けっこう可愛い顔をしている。 そりゃあもう、アイドルレベルの可愛ささ。 優馬は前にアタックしに行って、空気が死んで撃沈してたwwザマァwww それ以来トラウマらしいww
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