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「お前の仕業かっ!」
「あら怖い!きゃーっ!幸太郎くぅ~ん!たすけてぇ~」
「はぁ!?なやねん!つか何で何で俺の名前をっ!?」
女は黄金の女に銃口を向けるなり躊躇なく引き金を引きやがった
しかし、女の拳銃からは銃声ではなくカチカチと言う弾切れの音しか出なかった。
「そんなバカな!」
女はコートの内から新しい拳銃を取り出す
「ヤバい!金の姉ちゃん!早く逃げ…」
くそ!間に合わへんっ!
つかコイツ何呑気に欠伸しとんねん!
「運が悪かったな!」
「はわわ!どうしよう!私の王子様は助けに来てくれるのかしら?」
「こんな時に何言っとんねんっ!」
俺は金の女の腰に手を回し銃口から反らすように引き寄せた
「いやンっ!幸太郎ったら!」
コイツ~いつまでふざけてんだ~
「遅い!」
引き寄せたのは良かったが女の銃口は再び俺達の方に
そして引き金を引かれた。
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