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火亜の能力に改めて畏怖しながら靴に履き替えに玄関に向かう。そういえば今日の帰りはどれくらいになるんだろう。
「火亜ちゃん。剣都がサボってるの見つけたらよろしくね」
「はい。任せといてください」
なんだか後ろで物騒な話し合いしてるし。これ以上聞きたくなかったので急いで玄関から外に出る。
「いってきます」
後ろで火亜がなにか言ってるが気にしない。どうせ直ぐに火亜も外に出てくるんだから。
「・・・・・・まだ私話してる途中だったんだけど」
外に出てきた火亜は早速突っかかってくる。もうお決まりのパターンだ。
「分かった分かった。すいませんでした。それより今日はなにするんだよ。俺まだなんも聞いてないんだけど」
手伝いの内容を俺はまだ一言も聞いてない。せめて説明ぐらいはしてほしい。
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