♥…幼馴染み…♥

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トオルの肩に捕まってみて 何か夢を思い出しそうな気がした。 「…お前おとなしいとか珍しくね??」 「だから…女の子だからッッ。」 「ゲホゲホッッ」 語尾にハートをつけて言ってみたら トオルはむせてしまった。 あたしそんなに女の子似合わない!? 「きゃッッ」 トオルがむせたせいでチャリが大きく揺れた。 とっさにトオルの背中にしがみつく。 …トオルの背中ってこんなに大きかったんだ… ドキッッ… えッッ…? ドキッって何!? コレはトオルだよ?? ドキッって…? 「どぉかした??」 「べ…別に…」 気持ちの整理が出来ない。 「お前胸ねぇな。」 …トオル… やっぱあんたはヤなやつだよッッ!! さっきの『ドキッッ』は取り消しにしとく。
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