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…まぁ、しいて言うなら魔界王・サタンからパーティへのご招待…といった所ですかね。」
「へぇ、わざわざそのために魔界から来たのか、ご苦労なこった。…で、パーティに美女は居るのか?」
「残念ながら美女は居ません。悪魔ならたくさん居ますがね。」
ルシファーは真剣な表情であとを続けた。
「魔界王・サタン…つまり我の父がこの度、人間界を侵略すると言い出したんです。父は魔界で好き放題やっていまして…気に食わない者を喰らったり殺したりと…大変なんですよ。人間界で次は何をするか…考えただけで嫌気がさします。ですから、これ以上悪さをさせないように父を討って欲しいのです。もちろん、報酬も用意していますよ。」
ダンテはモノを言わずに席を立った。
「あ…あのダンテ?」
「合い言葉は-?」
そう問われ、ルシファーは戸惑った。合い言葉を知らなかったのだ。
「す…すみません…合い言葉は知らないんです。…やはり合い言葉がなければ依頼を受けてはくれませんか…?」
「ふぅー…合い言葉はナシか。まぁ良い。その依頼、引き受けてやるぜ。“大当たり”かもしれないしな。」
銃を持ち、クルクルッと指で回した。
「“大当たり”…というと、あなたの父・スパーダ関係になるんでしょうか?」
疑問気に聞くと
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