第一章

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 俺は見た。  妹くらい女の子を。  その子の頭に生えたツノを。  * * * 「ど、どうしましょう。私ったらビックリして……。」  俺は一瞬星の海に飛んでしまったが、すぐ目を覚ました。  いててて。何でウチに女の子が? 「思わず、説明前に殺しちゃった!」  おい、今なんて言った!?  起き上がり、少女の視線の先を見やる。  そこには俺が倒れていた。
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