1人が本棚に入れています
本棚に追加
…誰？？
私は少し戸惑いながらその女性に問いかけた。
「…えっと…お、お母さんは？？」
「…お母さん？…私は具合悪くないわよ？」
「そうじゃなくて…私のお母さんは？？」
そう言った私をその女性は顔をしかめて心配そうに話しかけてきた。
「何を…言ってるの？
私はあなたのお母さんでしょ？
ねぇ唯衣？大丈夫？」
唯衣…？？
今この人、私のことを『唯衣』って呼んだよね？
唯衣？
唯衣？？
唯衣…
「唯衣ぃ!?」
私は大声をあげた。
最初のコメントを投稿しよう！