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それから私達はずっと会っていない…。
「あの頃は確か小学校2年生…。」
私はベッドから下り、病室の窓から外で散歩している人たちを見下ろした。
「…いつのまにか私達、高校3年生になってたんだね…。」
そんな事をぼんやりと考えているとノックする音が聞こえてきた。
コンコンッ。
「…はい?どうぞぉ。」
返事をすると看護士さんが入ってきた。
「お昼の時間ですよ」
そう言うとワゴンから昼食が乗ったトレーを取り出し、ベッドにまで運んでくれた。
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