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入学
「…先生? …みんな?」
ひとりの幼稚園児が教室に立っていた。
教室内には、先生と園児
みんな、血だらけで倒れていた。
教室の中心に、ひとりの
女の子の園児が居た。
金髪の女の子。
女の子は呆然と立ってる
男の子の園児を見た。
「…ふふ。驚いた?あたしね、魔女なのよ」
女の子は自分が魔女だと
男の子に言った。
「こいつらに罰を、与えたのよ」
女の子は笑って、言った
男の子は女の子を見た。
(…あれ?今まで髪の毛が金色だったのに…)
男の子は女の子の髪の色が変わっているのに、気が付いた。
まるで血の色に赤く染まっていた。
「ふふ。哀れな、子羊達にね…」
女の子は男の子に笑みを浮かべて、言った。
男の子はただ、何も言わずに女の子を見ている。
男の子は、そのまま、気を失った。
数時間後、男の子は目を覚ました。
そこは、自分の家であった。
男の子は何か、衝撃な事があったような事をぼんやりと考えた。
だけど、思い出せなかった。
それから、数年が過ぎ、
男の子は高校生になった。
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