プロローグ

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しかし私たちは今追い詰められている。 けっして油断していたわけではかった。悔しいが相手の方が私たちより上だったのだ。 ドンッ!! ……………えっ…? 突然鈍い音が響き、同時に私の身体を何かが通り過ぎていく。 (…あぁ、撃たれたんだ………私死ぬのかな?) 段々と霞んでいく意識の中、何故かそれだけは妙にはっきりと考えることが出来た。 ―29XX年8月、特殊部隊AMAZONESUの隊長、大和飛鳥が撃たれたのを彼女の部下が目撃。 しかし遺体は発見されず、現在彼女は行方不明となっている。
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