放課後(橙×青)

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2人で、マンションの駐輪場まで下りていく。 ひやりとした心地よい風が吹き、空には綺麗な三日月が浮かんでいた。 俺が前に乗ろうとすると、浦正は自分がこぐと主張した。 俺は、「疲れてるやろ?さっきまで寝てたやん!」と言った。 すると、浦正はむきになって、「いいんだよ!トレーニングになるから!」と言って、持っていたスポーツバッグをかごに放り込み、サドルを跨いだ。 俺は観念して、後ろに乗ることにした。
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