放課後(橙×青)
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自分で自分の声に驚いた。 俺は、気付いたら、浦正を呼び止めていた。 だけど、少し驚いて振り返った浦正を前に、俺は本当に言いたかったことは言えずに、 「英語の続き、家でやっておけや。」 とだけ言った。 そして、長身の浦正の背中が人の流れに呑まれていくのを見ていると、俺はなんだか泣きたい気持ちになった。 俺は、悲しい気持ちに追いつかれないように、家まで必死にペダルをこいだ 【終】
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