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俺の両親は共働きで、遅くまで帰って来ない。
何度か俺の家に来たことのある浦正は、そのことを知っている。
部屋に入ると、浦正は、まるで自分の家のように俺のベッドに横になる。
こいつ…。
俺は、2人分のコーヒーを持って部屋に入ると
「寝るな!早速、勉強するで!」
と渇を入れた。
最初は渋っていたが、浦正は一旦やり始めると、けっこうスラスラ解いた。
やればできるやんけ。
2/3くらい終わったところで、「ちょっと休憩しよか」ということになり、俺は2杯目のコーヒーを入れにキッチンに行った。
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