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「もう言い逃れは出来ないね」 「…………」 思わず勢いで言ってしまった。 あそこまで言ってしまったのだ。確かに言い逃れは出来ない。 俺は何て馬鹿な事を……。 「でも兄さんにしてはカッコよかったな」 「妹の好感度なんざ必要としておらん」 「パパカッコよかったー」 「パパは余計だ。タコチビ」 「じゃあ教材はコピーしてあるから明日の準備よろしく~」 「……うまく入り込んできやがったな」 「じゃあ私の勉強教えてもらうから部屋で準備しとくわ」 「……眠いんだが」 「パパー。ダウトやろー」 「何で純粋無垢な子供と嘘つきゲームをしないといけない」 「じゃあリアル人生ゲームやろー」 「もうすぐ終わるよ……」 どうしてこう、俺の周りはいい意味でも悪い意味でも変人ばかりなんだか。  
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