101人が本棚に入れています
本棚に追加
「P、すいません…。」
「大丈夫だ、黒川。」
「はい…。」
駿は少し落ち込む。
プロデューサーもそうは言っているものの、春香に手当をしてもらっていた。
「湿っぽい話はここまで。それで、仕事だ。とりあえず、デパートでのイベントとテレビの仕事だ。それぞれ3人ずつ、誰でも良いらしいぞ。」
プロデューサーが言うと、
「はーい、ミキはテレビが良いの!」
美希が言う。
「(へぇ、美希はテレビか…じゃあ俺も…)あ、はい、おr」
すると、
「はーい!ミキミキと仕事したい~!」
「テレビの仕事ならやりたいです!」
亜美と春香が言った。
「そうか、ん?黒川、お前は?」
「あ……デパートの方で。」
先を越されて残念そうになる駿。
そこへ、
「では、私もデパートに。」
「じゃあ、自分も!」
「え!?」
貴音と響が名乗りをあげた。
「お、ちょうど良い。黒川とは初だから…がんばってくれよ。」
「あ、ああ…。」
「黒川駿、よろしくお願いします。」
「よろしくだぞ!」
「ああ…ああ。」
駿は少々呆然としていた。
最初のコメントを投稿しよう!