第二話 アイドル兄妹物語

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「♪~」 765プロでは伊織がレッスン帰って、くつろいでいた。 「全くぅ~。皆何やってるのかしら!レッスン受けてるのは私だけ、さすがいい子の伊織ちゃんね~!」 そう言って缶ジュースを開けて口にする。 「んくっ、はぁ~。さすが○○園ね。黒川、よく買ってきてくれたわね~。」 すると、 (ガチャァッ、ガヤガヤ…) 入口の方が何やら騒がしい音がする。 「ん?なにかしら。」 伊織は入口へと行く、そこには… 「なんなの~…ひっ。」 「違う…俺は…わ、悪くない……。」 ヒステリーを起こしている駿と… 「美希、そこのソファーをベッドにしてくれ。」 「わかったの。」 その駿を抱えたプロデューサーがいて、美希に指示している。 「ちょっ、ちょっと!これどういうこと!?」 伊織がパニックになる。 「私のせいかもしれません。」 「え?千早の?」 「…いや、なんでもないわ。」 そう言って千早は奥へと入った。 それと入れ代わりに… 「ふむ、事態は深刻なようだな…。」 社長がやってきた。 「???」 伊織はまだ理解出来てない様子。 「これは…参ったことになったな…」 社長はそう呟いた。
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