第一話 アイドルオーバーラン!

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「ふむ、新ユニットかね。」 帰って早々、社長に報告をする。 「はい。」 「うむ…考えてみようか。」 「そうですか。」 「ああ、ではご苦労だった。今日のところは…帰ってもいいぞ。」 「はい、お疲れ様です。」 そう言って駿は帰ろうとする。 すると、 「あ、駿君帰るの?」 美希が声をかける。 続けて、 「おや、では私も…。」 「自分も帰るぞ!」 「な、またお前達かよ。」 駿は若干嫌そうな顔をする。 「まあまあ、黒川駿、あなたは久しぶりに帰ってきて馴染めてない、私達もここに来て間もないので馴染めてない、仲間ではないですか。」 「…………わかったよ…馴染めてないわけじゃないが…」 駿は嫌々ながら納得した。
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