第一話 アイドルオーバーラン!

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「…すまん、3人共。」 ちょっとして、駿は謝った。 「俺もさ、悪気はなかったんだよ。」 「「「………。」」」 3人は黙って聞いている。 「ほら、CDがたくさんあるだろ、お前達のユニット好きだったからさ…。それだけじゃなくて…俺がお前達のユニットに加わるのが怖かったんだ。」 「怖かった?」 「ああ、俺なんかが入ってよかったのかってね。」 「それは違います!」 貴音が叫ぶ。 「え?」 「誰がどうユニット組んで、どうなるかなんて…誰にもわかりません、やってみない事には。」 「そう…だな!」 駿はいつもの調子に戻った。 「楽しみだな!ユニット組むことになったらよろしくな!」 「ええ。」 「よろしくだぞ!」 「よろしくなの。」 「ああ…というわけで…今日は帰れぇぇ!!!!」
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