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「ふぅ……。」
「おい、黒川。」
休憩していた駿にプロデューサーは声をかけた。
「ん?なんですか、P。」
「いや…そのことなんだが…。」
プロデューサーは首輪を指差す。
「ああ、これがどうかしたんですか?」
「なんでそれを付けてる?詳しく教えてくれ。」
「ああ、はい。昨日律子に、『3人とうまく合う方法』を教えてもらったんですよ。」
「……………どういう方法なんだ?」
「ええと、3人と信頼関係を築いたらいいって言ってたんですよ。」
「それで、それなのか?」
「はい!」
駿は爽やかに返事をした。
「はぁ、なんでそうなる…。」
「だって、響といえば動物、信頼関係としてはこれが1番かと。」
「でもなぁ、お前…。」
「おーい、駿~!」
響が呼んでいる。
「あ、ああ。じゃ、P!」
「………………。」
うやむやになってしまったのであった。
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