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「君達、お疲れだったね。」
そう社長が言って今日は終了のようだ。
「駿~!」
「なんだ?」
先程のように響に呼ばれる駿。
「駿のペット、なかなかよかったぞ!」
「ああ、好評で俺も嬉しい。」
「ああ!」
「ふむ…じゃあまた明日な。」
駿は別れを行った。
「………………。」
「貴音?どうかしたか?」
響と駿の様子を見ていた貴音にプロデューサーは声をかける。
「あなた様ですか…いえ、黒川駿が…。」
「あれか…俺も言ったんだがなぁ。」
「なんとかならないのですか?」
「うーん、こういう場合は俺より貴音の方がやりやすくないか?」
「と申されますと?」
「こういうのって、プロデューサーの出るようなことじゃない気がするんだ。」
「そう…ですか。」
「ああ、貴音は苦手か?」
「いえ……私がなんとかいたします!」
「そ、そうか…。」
貴音はらしからぬ気合いを入れたのであった。
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