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「はぁ…やめようかな…行くの…。」
あれから数十分、諦めモードになった駿。
「……………!!ダメだ、せっかく今まで頑張ったんだ。もう少し…走ろうかな…。」
自分を奮い立たせた駿の元へ、何かが近づいてきた。
(バババババババ…)
「ん?」
それは…
「ヘリ!?まさか…。」
「黒川ぁ~!!」
やって来たヘリから伊織が顔を出した。
「!!!お前、ライブは!?」
「にひひっ、どっかのだ~れかさんのために…この伊織ちゃんが中抜けして迎えに来てやったのよ。さ、早く乗りなさいよ!」
「あ、ああ!」
駿は降ろされた梯子に手をかけた…。
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