第二話 アイドル兄妹物語

4/72
前へ
/500ページ
次へ
「駿君、元気出すの~。」 美希が心配そうに駿に声をかける。 「そうか、そうだよな…!」 急に駿は元気になる。 「!?どうかしたの?」 美希が尋ねると、 「いんや、あまり考えるのもめんどくさくなったからさ。」 「……………。」 あまりにも唐突な考えで美希は黙り込んでしまった。 するとそこへ、 「……………。」 「千早?」 美希と同じように黙り込んだ如月千早が入ってきた。 こちらは集中してるために黙っているのである。 さらに続けて… 「にひひっ、伊織ちゃん参上よ!」 伊織だった。 「おお、2人どうした?」 駿が声をかける。 すると、 「私は呼ばれたから来ただけです。」 「プロデューサーに呼ばれたからよ!」 それぞれ答えた。 そこへ、 「おお、皆揃っているな。」 プロデューサーが入ってきた。
/500ページ

最初のコメントを投稿しよう!

101人が本棚に入れています
本棚に追加