101人が本棚に入れています
本棚に追加
「あった、これか…。」
駿は少し遠めの自販機に来ていた。
「さて…帰るか。」
そこへ、
「黒川さん?」
「!?…ち、千早か…。」
千早がいた。
「奇遇だな…。」
「えぇ……大丈夫ですか?」
千早が心配そうに見る。
「え?お前もそう見える?」
駿は驚愕する。
「さっきまでは気づきませんでしたが…今見ると、いつもより顔色が悪いと思います。」
千早も真面目に返す。
「そうか……帰って休憩するかな。」
「では、私はこれで。」
千早が立ち去ろうとすると…
「あ、千早?何かいらないか?奢ってやるけど…。」
「いえ、また今度で。その前に…支障が出ますので、早く体調を。」
「ああ、わかったよ。」
そう言って2人は別れた。
最初のコメントを投稿しよう!