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「3人って…。」
瑞樹が言うと、
「ああ、君と、この寝てる子と眼鏡の子だよ。」
「私たちの!?お兄ちゃんはどうなるの…。」
「大丈夫!あなたのお兄さんもあなた達のプロデューサーだから!」
横から桜が叫んだ。
「桜?」
「あ、失礼しました。」
驚いた桐馬が声をかけると、我に帰った桜が恥ずかしげに下を向く。
「お、お兄さんがどうかされたんですか?」
澪が恐る恐る尋ねる。
「い、いや、私の兄さんは元気よ!ははっ。」
桜は何事もなかったかのように返す。
「それで、僕もプロデューサーというのはどういうことかな?」
「西園寺社長から聞いただろう?今回は共同だと。」
「ああ、あれですか。」
小早川は桐馬の言葉で納得する。
「というわけでよろしく頼むよ。」
「はい。」
2人は握手した。
「zzz……合縁奇縁…。」
それを見て烏兎が呟いた。
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