第二話 アイドル兄妹物語

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「ただいま~。」 「!!買ってきたの?」 駿が帰ると、伊織がいの一番にやってきた。 「ああ、ほら。」 駿は缶を伊織に渡す。 「さすがね!じゃ、私は奥にいるから…って、そんなに遠くに行ってきたの?」 「え?いや…そこまでだけど?」 「そう。でもアンタ、ちょっと疲れ気味じゃない?」 伊織が同じ事を言う。 「あ、ああ。さっき千早にも言われたし、皆にも言われたよ。ありがとう、つーわけでちょっと寝るわ。」 そう言って奥へ引っ込む。 「♪~。」 逆に伊織は上機嫌になったのだった。
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