第二話 アイドル兄妹物語

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~In the dream~ 「兄さん、大丈夫なの?」 少女は兄と思われる少年に声をかける。 「ああ、俺がお前をトップアイドルにしてやるよ。」 「本当に?」 「本当だよ。それまで…俺は桜から離れたりしない。」 少女は桜、であった。 ということは、少年の方は… 「駿兄さん…。」 駿であった。 「ん?」 駿が桜の方を向くと… 「大好き!」 「うおっ…。」 桜の顔が間近にあった。 「でも…」 驚いた駿を確認した後、下を向く。 「でも?」 心配して覗き込むと… 「どうして私を裏切ったの?そんな兄さんなんて……大っ嫌い!!!!」 「!!」 急に桜の態度が急変し、違った驚愕をする駿。 そして、 「それじゃ、兄さん。私、新しいプロデューサーと活動するから…アデュー!」 桜はプロデューサーと思われる男と消える。 「ち、違うんだ…桜…さ、桜ぁぁぁぁ!!!」 それを見て、駿は絶叫するのだった。
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