第二話 アイドル兄妹物語

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「はぁ、響のやつ…。」 さっきの電話の内容とは… 「何が『自分のところのペットに餌をやってほしいんだぞ!鍵はポストだぞキラッ』だ…。」 「キラッはなかったと思うの。」 美希もついて来ていた。 「ところで…」 続けて美希が… 「なんでさっき泣いてたの?悪い夢でも見たの?」 尋ねた。 すると、 「え、あ…そんなところかな(あれは聞かれてないようだな…)。」 「じゃあ、桜って誰なの?」 「!!(キカレテター!)」 駿の動きが止まる。 「え、なんでそれを知って…」 「ミキが寝ちゃう時に叫んでたの。」 「う……。」 「で…誰なの?」 美希がさらにグイッと近づく。 「………………俺の、妹だ。」 「妹!?駿君の?」 美希は驚愕する。 「ああ、ちなみにアイドルをやってる。」 「へぇ~、でもなんで妹の夢でうなされるの?」 「それは……(ドンッ)あ、すいまs…!!」 駿は誰かにぶつかってしまった。 その相手は… 「zzz……。」 烏兎だった。
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