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「!!!さ、西園寺君、もしかして…桜君を黒川君に逢わせようと考えているんじゃないだろうな!」
社長の声が急に強くなる。
「え?どうしてそんなに……もちろん、逢わせるつもりでしたよ。彼女からの要望もありましたし…。」
「いかん、すぐに止めるんだ。」
「え、なぜですか?」
西園寺が尋ねる。
「どうしたもだ、取り返しのつかないことにならないうちに!」
「わかりました…失礼します(ツーツーツー)」
西園寺からの電話は切れた。
「マズイ事になった…黒川君…。」
受話器を置き、社長はそう呟いた…。
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