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最初はたいした争いもなかった二つの国だが、ジョルノ国は人間に危害を与えるグルゼン国が許せなかった
次第にその"許せない"という感情がジョルノ国国王の心を動かした
ジョルノ国の城、王室
国王、ドゥグルターニュは怒りに震えていた
荒い呼吸を抑えながら、白髪混じりの頭を無造作に掻きむしってから言った
「グルゼン国を滅ぼす!それが我々ジョルノ国の使命だ!」
生まれて初めて味わう憎しみの気持ちを城の者にぶつけた
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