新たな始まり
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*** 優しい日だまりに包まれた部屋に、可愛らしい寝息が2つ。 仲良く眠る双子の我が子を母親は愛しそうに見つめている。 トントン。 静かな家に外から来客の知らせが響く。 未だに眠る我が子からそっと離れ、母親は戸口を開けた。 ――――――それが悲しみへの扉を開くことになるとも気付かずに。
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