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「ひど!!とぼけるなら違うとぼけかたにしろや!!軽くっていうか普通に傷つく!!」
「あ~駄目だわ。寒すぎて頭の中が真っ白だわ。」
「もとからだろ。」
「ひど!!えぇ!?そ、それは酷すぎるよ鷹峰君!」
「思い出してんじゃねーか!!」
俺が岡本に蹴りをいれ、岡本がアパートの廊下の床に倒れ少し間が空いたとき…
ぎゅるるるる
俺たち2人の腹の虫の泣き声が古いアパートの廊下に蝉の鳴き声と共に響きわたった。
「………」
俺たちは走り出した。
あの真っ赤に燃える夕日に向かって…………
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