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2年前
7月30日
とある廃工場
「死ね。死ね。死ね。死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね」
鈍い音が広く暗い工場の中で響き渡る。
「おいおいおい。やりすぎだ。」
1人の少年がもう片っ方の少年の肩に手をのせ、少し焦ったように男の行動を止めようとする。
「大丈夫ですって、死んじゃいないですよ。殺す気もありませんし」
「死ね死ね耳障りだったじゃねーか」
「あぁ?」
彼の近くの壊れかけたソファーにもまた2人と同じくらいの年頃の少年がいた。
その他にも周りには数十人まだ未成年の少年たちがいた。
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