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抑え切れない衝動
次々に吐き出される言葉
君にぶつけたかったのは
汚いものでも
綺麗すぎるものでもなくて
こんなものじゃ
なかったはずなのに
僕の口は閉じることなく喋る
違うとわかっているのに
自分の主張をするだけ
大人になれない僕は
非常に身勝手だけど
こうでもしないと
全てを壊してしまいそう
君を苦しめたいわけじゃない
そんな表情を
させたいわけじゃないのに…
解ってるのはたった一つ
君に迷惑をかけてること
「―― ――― ――。」
心の奥底にある本当に
伝えたいはずの言葉
その言葉は僕の耳には届かない
.
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