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見える世界はモノクロ
苦しいよ 息の仕方も
忘れちゃいそうなくらい
隣に居るような気がして
振り向いても
部屋に一人きり
君の全てが無くなって
僕の部屋は殺風景 元通り
君に触れることは叶わなくて
当たり前のように
あった温もりが消えた途端
寂しさが込み上げてきた
あんなに耳にしたはずの
聞き慣れた愛しい君の声
もう思い出せない
嫌だ…嫌だよっ
格好悪い 涙が止まらない
僕は崩れるように膝を抱えて
小さく君の名前を呼んだんだ
.
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