ドロップ

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ドロップ

「バカだな」 胸の中でそっと呟く 君の痛みなんか ちっとも分からない 深く重い沈みきった心中も 理解しようとも思わない 何ににもカンに障る程 君と正反対の僕 だけどそれでも ほっとけなかったのは 弱音なハートを抱えて 君が今にも消えちゃいそうな 顔をしてたから その背中を叩けば 涙でぐしゃぐしゃの君の顔 その肩を抱き寄せて 「あのさ、大丈夫?」 僕は呆れた様に笑うんだ .
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